2007年6月20日水曜日

頭(考え)から体(実行)へ

ご無沙汰しています。
もう6月になりましたね。


現在の進捗としては、
今まで調べる事が多かったのですが、今後は検証のフェーズに入ろうとしています。
理論上では正しくても実際にやってみると問題が発生する事ってありますよね。

時間がある今のうちに色々と検証しているのです。


分かりやすい例としては、商品の輸入です。

日本で買った商品をスペインに輸入するのですが、今までは業者から見積もりを取ったりしていました。そこで大体のコストイメージを持つ事ができました。

 しかし商品の流通なのでコスト以外にも時間、商品の到着状態等も事前に知っておく必要があります。

「1週間で届くといわれていたが、数週間かかった」
とか
「商品の箱が開けられていて、一部の商品は使い物にならない」
とか
「商品が紛失してしまった」

等の問題は実際にやってみないと分かりません。


と言うことで商品を実際に送ってみて、どうなるか確認してみました。
一概に自分達でやれば安いコストでできる反面問題があった場合のリスクは自分持ちです。
逆に業者に頼めば煩雑な手続き、商品のリスクは持ってもらえる分、コストがかかります。
通関で止められても業者が対応してくれますので、ワザワザ通関まで行くコスト・時間がかかりません。

まずは手始めに自分達で国際郵便でやってみました。

日本にいる親に商品を送ってもらいました。
3箱を送ってもらったうち、1箱が税関で止まってしまいました。
話によると税関がランダムで箱を空け、問題であると見られたものに関してはモノを止めてしまうようです。

バルセロナの場合、税関までの公共の交通手段が無くタクシーにしてもお金がかかります。
またワザワザ取りにいくのでその人の半日が無駄になります。

【これが店を開店した後に想定します。】

コスト的には:
国際郵便料金+税金以外に商品を取りに行く交通費、その分1名足りないので他のスタッフ分の給料と余計なお金がかかってしまいます。

 もし業者に頼めば、税関とのやり取り+商品を指定先まで送ってもらえます。

と言うことで勿論重視する点ははコストですが、上記のリスクも勘案しないといけない事が今回の件で分かりました。

他の面に関しても色々な意味でシュミレーションが必要だと思います。

2007年5月23日水曜日

市場調査



本日はインタビューへ出かけました。
行った先はバルセロナで一番大きなマンガ+アニメグッズショップ。

ここでの調査目的は2つ。
1つ目はどれ位の客が来店するか
2つ目は実際にお客さんへのアンケート

午後4時半から8時まで3時間半行い、アンケートも20名行え様々な成果がありました。

特にアンケートは色々な点でお客さんの目線を知る事ができるのでとても貴重な経験でした。

例えば価格設定に関してですが、
どれくらいが適正か見極めるのかは難しいです。
会社としては高く売りたいし、ユーザーとしては安く買いたい。
しかしその適正価格と言うのが分からない。
ユーザーの欲しい価格帯より上だと高いというイメージがつき買う人数が減るし、
その価格帯より低いと本来はもう少し高い値で売ることができたはずで得る事が
できた利益を失ったとも見れます。

パートナーと話し合っても結局2人の経験でしか分かりません。

その点インタビューは効果的。
100人にインタビューすればどのくらいの価格帯で一番買う人がいるかを認識できます。
2人だとどっちが基準か分かりません。それ故に自分が当たり前、相手がおかしいと思ってしまいます。その中で自分のポジションも客観的に見ることが出来ます。

まだ20人のインタービューだけでしたが、得るものは多かったです。
このインタビューは100人まで行ってより精度の高いものにしていきたいと思っています。

2007年5月16日水曜日

1歩前進、5歩後退

今週から午後には色々とリサーチを始めている。
思った以上に実際に調べてみると予定通りにいかない。

例えば会社を作るにしても色々と制約がある。
「外国人(この場合は自分)は株主になれるが、事業主にすぐにはなれない。」とか、

そして昨日自分のビザの状況に関し弁護士と話したところ、再度申請しないといけない事が発覚。
正式にビザが取得できるまで数ヶ月。長ければ半年かかる。

と言うことで事業プランが後ろ倒しになりました。

何事も思ったとおりに行きません。
特に外国人がビジネスを始めようとするとこういった問題もあるのですね。

逆に考える、準備する時間ができたと前向きに考えます。

今回の事を知ったということで1歩前進、しかし今回の話で予定が後ろ倒しになったという事で5歩後退です。

2007年5月15日火曜日

会社名確定!

MANGA ROOMの名前が承認されました。

よって会社名は
MANGA ROOM S.L.

S.Lとは「Sociedad Limitada」の略で日本語で有限会社の意味です。
スペインでこの会社名を使えるのは私たちのみです。

以前も説明しましたが「我々のビジネスが分かりやすい名前にしたい」という事でしたので満足です。

しかし問題が・・・。
申請者の私の名前が間違っているのです。
日本であれば確実に確認するところなのに・・・・。
と言うことで訂正してもらいます。

今後は資本金の振込、登記簿の作成に入ります。

2007年5月4日金曜日

フルタイムからパートタイムへ

 今日スペインの会社の社長にパートタイムへの変更の旨を伝えました。

まあ日本の直属の上司がOKしたので問題はないのですが、やはり人によって考え方が違うのでどのように説明しようか悩みました。結局は別件で呼ばれたので、その際に話しました。

午前中は今の会社でのパートタイム、午後は自分のビジネスという感じで『二束のわらじ生活』を再来週からやります。

スペインの社長はどうにか今の会社と接点があるように考えて、自分も全てに入れるように提案してくれました。出来るだけ関連つければ、今の会社との関係も上手くいくのでいいと思います。
しかしあまり関係ばかり考えていると「無駄」が出てしまいますのでここは公正に見極めたいと思います。

2007年5月3日木曜日

起業宣言

皆様(と言っても見ている人そんなにいないと思いますが)

本日重大な決心をしました。


『会社を立ち上げます!』(2007年5月1日)

 「アイデアを作り上げ、それを検証する」段階から、「実際に起業」する段階にステップアップしました。
大きな違いは『責任』を背負うという事です。
今までは空いている時間を使い、色々な可能性を検討していた段階でした。
言う事はただ、何でも思った事をプランとして書いていた時期です。

 しかし会社を立ち上げればお金もかかります。
税金も払わねばなりません。
社員を雇えば生活を保障しないといけません。
最悪倒産した場合にはその結果が自分に返ってきます。

ということで『責任』というものが重くのしかかります。

 一応自分なりにも準備をしていました。
お金の件、店の件、法律の件。全てクリアではありませんがスピードが大事なので見切りスタートします。

 中でも勇気がいったのは、私の勤めている会社(日本の親会社)への報告です。
現在のフルタイムからパートタイムに変更してもらい、兼業の許可を得るという作業です。
まだ店舗の立ち上げまで時間がかかる身としては無給期間がある点、しかも海外というのはとても厳しいです。
個人の希望通りに行かない可能性もあり返事しだいでは、退社(クビ)の道もありえます。

 しかし隠していく事もいけないので正直に報告しました。結果的には賛成していただき、何かあればサポートもするという言葉をいただきました。
会社の管理する側になると部下が離れていったり、独立したりするとあまりいい気持ちしたりしないのですが、私の上司は理解のある方でした。

 と言うことで晴れてすがすがしい気持ちと、重い責任を感じながらやっていこうと思います。 勿論本業も今まで通りしっかりやっていきます。

2007年4月27日金曜日

名前

現在名前を考えています。
名前って結構考えますよね。一生使うものですから。

いちおう名前のコンセプトを考えました。

(1)名前からビジネスを連想しやすい
-->意味不明な名前だとどんな仕事しているのか説明するのに手間がかかります。
  その点、関連のある名前であれば説明しなくてもどんな事をしているか分かりやすいです。例えばOOネットという会社であれば「インターネットの会社か?」と分かりますよね。

(2)日本に関連したビジネスなので日本発祥の言葉を入れたい
 -->私たち日本人のするビジネスです。また業務も日本の文化アニメ・マンガのビジネスです。出来れば日本語の言葉も入れたいです。

(3)分かりやすく短い名前
 -->覚えやすい、分かりやすい名前も重要です。ウェブサイトで探す際にも名前が分かっていれば検索しやすいです。


上記のコンセプトから下記の5つの候補を出しました。

・MANGA ROOM
・MANGA KISSA
・MANGA SHOW
・ZIPANG
・USUZUMI

上の3つは「MANGA」というもう世界語になった日本語を入れました。この事で上記の全てのポイントを網羅しています。
 4つ目の「ZIPANG」は日本とスペイン(南蛮)の歴史に合わせマルコポーロが「黄金の国 ZIPANG」と日本の事を言った内容からとりました。
 最後のUSUZUMIと言うのは樹齢1500年もする「薄墨(うすずみ)桜」からとりました。
4つ目、5つ目は(1)のポイントが抜けていますが日本に関連したビジネスと言う事で接点はあります。また上記3つは将来マンガ以外のビジネスにした際使いにくい名前であるのも確かです。

2007年4月23日月曜日

Salon del Comic Barcelona





2007年4月19日(木)~22日(日)までの4日間、バルセロナのスペイン広場にあるFeria de Barcelonaにてコミックの展示会「Salon de Comic」が行われました。



ブースは40~50はありました。
出版社、アニメグッズの卸、DVD販売会社、アニメグッズのお店などなどです。
多くは日本のマンガ、アニメ関連のグッズを売っている店が多かったです。


行った日が初日の夕方だったためそれ程入場者数は多くありませんでしたが、土日になると入場券購入の為に長蛇の列ができたという事です。

今回の目的は、出版社の確認及び挨拶でした。
まだいつビジネスをするかは分からないのですが、この業者の方とは必ず仕事をしますのでこの機会に挨拶し名刺をもらいました。(我々は名刺を持っていませんが・・・)一応今回挨拶しておくだけで、次回からよりスムーズに仕事が進むのではと思っています。
スペインでの大手のマンガの出版社は
・NORMA Editorial
鋼の錬金術師、ケロロ軍曹、ガンダム、フルーツバスケット、金色のガッシュベル等

・Glenat(集英社系が多いです)
ナルト、Death Note、Bleach、キャプテン翼、聖闘士聖矢、犬夜叉、ふしぎ遊戯等

・IVREA
SLAM DUNK、DN Angel、ハングリーハート、バガボンド

・PLANETA DeAGOSTINI
ドラゴンボール、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、名探偵コナン、風の谷のナウシカ、ワンピース、遊戯王、I's、X、CLANP(作者)系

出版社はそれぞれのタイトルで日本の出版元にスペイン語版の版権を買う感じですね。Glenatが集英社系が多いですね。その反面同じ集英社のドラゴンボールはPLANETA、SLAM DUNKはIVREAが持っていますね。

 マンガ本等は出版社からの直接の販売は少ないようで大手の流通代理店を通しての販売を行っているようです。まあ今回はそれを知っただけでも収穫です。


追伸:このSalon del Mangaは入場者が10万人を越え過去最高の入場者になったようです。

2007年4月18日水曜日

プレジデント 2004年9月13日号

日本から持ってきた「プレジデント 2004年9月13日号」を読みました。かなり古いものです。

題名は「上司道 鍛錬道場」
そこには16人の経営者の言葉がありました。

大きく分けると2つのタイプの経営者がいると思いました。

社内で出世して上がってきた経営者と自分で起業した経営者。

社内からの経営者は特に営業、管理、人事等会社の実践面の事に関して書いていました。
「どうしたら売上げを上げるか?」とか「優秀な人材を育てるには?」とかです。
反面起業出身の経営者はどちらかというとマインド面の事を書いていました。

これは読者の今置かれている環境によってどの記事が興味あるかは変わるでしょう。

私は後者のタイプなので興味深く読ませていただきました。
読んだ人はセコム、ドンキホーテ、シダックスの社長さんの話。

どれも興味深い話ばかりである。
特にセコムの飯田さんはためになる話をされていました。
「事業を考える際には誰とも話さない。殆どがインスピレーションである」。
 日本では警備会社が無いために、普通であれば欧米へ行き視察するのであるが、セコムの場合はそれをしなかったらしい。見ることにより自分の思考に影響を与えよりよいアイデアが湧かないらしい。とにかく考え抜いてその末にブレークスルーがあるとおっしゃっていました。昨日のエントリーに通じるところがありますね。
 この内容に関しては成功したから言えるかもしれませんね。欧米の実情を知っていればよりアイデアを具体的に落とし込めるという事もありますしね。

しかしもうひとつの言葉は結構いい話でした。セコムでは料金を前払いで顧客企業からもらっているらしい。そもそも社会の商習慣になっている「支払いは後」と言う概念がおかしいと飯田さんは言っている。

これは私も同感です。小さい頃は商品を買う際にはお金と交換でした。それが社会人になっていくと信用という名の下に「支払いは月末締めの翌月~日払い」とか後払いになっています。確かに一括で支払ったほうが管理しやすい等のメリットはありますが、基本的には商品を買う際にはお金を同時に払う。そうすれば回収とか余計な労力がかかりません。社会人として働いているとどんどん「社会のルール」に染まっていくときがあります。出来るだけ本質をシンプルに見ていく努力をしていきたいと思います。

そして最後におっしゃっている言葉として
「起業家には知識、知恵(経験)、実行力が必要だ」と言われています。
経験しているだけあり説得力ありますねぇ。

2007年4月17日火曜日

起業に際して思う事

 今回の起業と言う考えはある種ポッと出たアイデアでした。
1年前には考えていなかったアイデアでした。
そう考えると、この起業というのは一過性のものであると思われるかもしれません。

 しかし、それまでの準備を立てていたためにチャンスを感じ、実行できるレベルになっていたからこそ本気で思うようになったのだと思っています。

 昔、お坊さんの言っていたことでとても心に残る事があります。
『昔、後に名手と言われるような墓石を彫る人がいました。彼の若い頃墓を彫る事が上手くありませんでした。何年も修行しても、どれだけ頑張っても上手くなりません。そこで悩みながらも修行を続けました。そうやっている時にふと上手く彫れるようになった時が来たらしいです。』
お坊さん曰く
『これは運が良かったからではありません。ここに来るまで色々と修行し、準備しかからこそ最後にコツが分かるようになって墓彫りの極意を会得できたのです』と。

ちゃんと準備してはじめてチャンスを嗅ぐ事ができるようになり、その波に乗ることもできるのです。


『スペインで起業』

スペインに来る際2年半前には考えてもいませんでした。
理由として、
スペインで働く事が難しい。(私の行った学校で日本人でスペインで就職と言う前例はありませんでした)
スペイン語もビジネスレベルではありません。
それ以上に何をしたいのかも分かりません。

 しかし、そんな中でも準備をしていました。上記のお坊さんの話が頭にあったのかもしれません。
『準備あってチャンスを得る』。
何もしていなければ自分の力量不足を理由にチャンスが来てもそのまま見送ってしまいます。それどころかチャンスすらも感じないかもしれません。

スペインでビジネスする際に最低限必要なもの。
それは「スペイン語」と「ビジネスの基本である経営学」の勉強。

学校を卒業後運よくスペインで働けました。
運によるところが多いですがここまでで色々な準備、経験を得ることができ、そして今回の起業を思いついたという事です。

正直言って「スペイン語」もビジネスレベルには程遠い状態です。
ビジネスの経験も自分で会社を運営すると言う事に関して言えば素人です。

しかし何とか手を伸ばせばやれそうなところにいます。
そう思って起業を志しました。

2007年4月16日月曜日

「思考は現実化する」より

今回は備忘録と言う事で、
ナポレオン・ヒル著、「思考は現実化する」という本に以下のような一節があります。

富を築くためにどうしても克服しなければならない16のウィーク・ポイント
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1.自分が何を望んでいるのかわからず、説明もできないこと。

2.理由があろうとなかろうと仕事を翌日に延ばすこと(もっともらしい言い訳をつけて)。

3.知識欲、勉強意欲が欠けていること。

4.優柔不断。いつも正面から対決することを避け、すべてにわたって責任転嫁をすること(これにももっともらしい言い訳がある)。

5.明確な行動を立てることをせず、口実をつくっては言い逃れをすること。

6.自己満足。この病気は治しようがない。この病気にかかっている人には、明日への希望はない。

7.無関心。問題が生じたときに、直面して闘おうとはせず、すぐ安易に妥協しようとする、その態度の根本にあるのはこの無関心である。

8.他人の失敗は厳しく責め立てるが、自分の失敗はなかなか認めようとしない。

9.動機づけをしなかったことからくる熱意の弱さ。またその弱さを原因とする怠け癖。

10.最初の失敗で簡単に挫けてしまうこと。

11.ずさんな計画。目標や願望を紙に書こうとしないため、分析も反省もできない。

12.目の前にアイディアがひらめいても、チャンスが現れても、手を伸ばしてつかまえようとしない怠惰な性格。

13.夢想するだけで何もしないこと。

14.豊かになるために苦労するくらいなら貧乏のままでもいいという態度。このような人は「こうなりたい」「こうしたい」「これが欲しい」という強い意識が欠けているのだ。

15.自ら汗を流そうとはせず、ギャンブルや投機などで近道を探して儲けようとすること。

16.批判を気にする。他人の考えや行動、発言が気になり、批判されることばかりを恐れる結果、行動を起こさない。これはこのリストの中でも最大の敵である。なぜなら、これは目には見えないが、誰もが潜在意識の中に持っているものだからだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こうやって見ると今まで感じていながら言葉にできなかった感情が表されている。

たまにこれを見直すと自分のステージにより感じ方が違うのではないだろうか?

2007年4月13日金曜日

スペインでの会社の作り方-1

スペインでの会社の作るやり方です。

基本的な必要事項
・資本金
・株主
・設立住所
・設立者
・事業内容
・会社名

基本的には上記ですが、会社の形態・設立者等様々な条件により難易度が変わります。

例えば設立者がスペイン人の場合は問題ありませんが、外国人の場合であると労働ビザの話も入ってくるので複雑になります。

簡単に流れを紹介しますと
・会社名の申請
→確認(他の会社に使われていない事が確定)
・会社の登記

・事業内容の登録
となるようです。

まあ弁護士に任せれば基本的に難しいことがないようです。

2007年4月12日木曜日

目標、努力、結果

自分の人生とは思ったとおりに行くのだろうか?

「意思のあるところに道がある」という諺があるように、目的を持てばその方向にいけると思う人も多いと思う。
私もおおむねこの意見に賛成である。
 やはり自分で「なりたい未来像」をイメージする事により努力する。その結果として思った方向にいける事が多い。

 しかしそれと同時に最後のところは「偶然」と言うのも多々あるなと言うのが経験。

 そんな中この記事に遭遇。
「人生は設計できるものではない」

 自分でもスペインで働きたいという意志があったが、そのタイミングで今の会社を誘ってくれた人と会っていなければ働けなかった。

 今回のビジネスに関しても、まさにそれを実感した。
以前いい物件を見つけたと紹介した。
その後不動産屋に行き話しをしてきた。

当方としては出来れば2ヵ月後から借りたいという計画を説明。それまでに会社の設立、その他ライセンスの申請等が必要で物件を利用できるのは早くても2ヶ月かかるという点からである。

 しかし返って来た答えは「待てません」との事。
結論としてはこの物件を借りるのは非常に難しくなったという事です(2ヶ月先まで空いてればいいですが)。計画通りに行かないということですね。

「人生とは設計できるものではない」という話でしたが、これに加えるならば、「人生を設計し努力し、準備をしてはじめて、運が来た時に乗れる」と言うことではないでしょうか? 

 何事も準備(設計)していないと動ける事もなく運が通り過ぎてしまいます。というかそのチャンスすら見ることが出来ないのではないでしょうか?

 と言うことで今の素晴らしい物件以上のいい物件が2ヵ月後に現れる事を期待しながら、準備を進めていこうと思います。

2007年4月5日木曜日

必要なときにでてくるヒント

 前回のエントリーでパートナーとのビジネス観の違いをご紹介した。
ちょうど次の日に見たメールマガジンでまさに「自分に言っているんじゃないか?」という一文を見た。

「自分の価値観に凝り固まる結果、他人の価値観を否定することがあってはならな
い。異なるもの同士が尊敬して、高めあうからこそ、創造性が生まれる。」

これは「神田昌典365日語録」という1日に1文メールで無料で送られてくる「ビジネスのヒント」集である。

自分の場合、まだまだ自分の価値観が正しいと思いがちである。
特に自分でやる人、成功した人にありがちである。(自分は成功すらしてませんが・・・)
 できるだけ自分の考えも幅広く可能性を持たせて、そしてユーザーを良く知っているパートナーの意見も聞き入れられるようにしていきたい。

2007年4月4日水曜日

ビジネスへの考え方

 ここ最近はスペイン人パートナーと色々と話しをしてお互いにイメージを統一するように心がけています。

値段の設定をとってもお互いの考えていることが全く違うことに気がつきます。

 私はサービスに質を置き価格競争をしないように差別化を持って行きたいと思っています。
 しかしパートナーはどちらかと言うとユーザーよりの考えて(というか今でのユーザーですが)、現在の通常の店舗の価格は高すぎるので半値以下で売りたいと値段設定をする。

 私はどちらの考え方もあると思うが1点のポイントを彼に話した。

「利益をベースに考えよう」と
会社は如何に頑張って売上げ上げても赤字だと意味ありません。

仮に今現在の客を100人、売価を600円、商品原価200円としましょう。

今彼曰く「600円というのは値段設定が高い。 下げればもっとお客さんが増えるはずだ」と。
確かに300円にすれば、600円だった頃よりも多くのお客さんが来ると思われます。

しかし600円で100人いたときの利益を得るためには300円に値下げした場合は何人の客が来ないと同等の利益にならないでしょうか?

600円の際
1商品あたりの利益:600円-200円=400円
 400円*100人=40,000円

300円の際
1商品あたりの利益:300円-200円=100円
売価を半額に下げると利益が1/4に下がります。

では40,000の利益を得るためには
40,000円/100円=400人

600円で100人と半額の300円の場合400人に売れれば同じ利益を確保できます。
そうなると4倍の商品を納入する輸送、人件費、在庫等のコストも発生します。

 私は出資している立場であり、株主に責任をもつ経営者サイドの見方で考えている。また今までのビジネス経験上、価格戦略で安くするという戦略で薄利多売・仕事は多いが利益が無いという嫌な経験を過去にしたからかもしれない。

一方パートナーはユーザーの立場に立った「こうあってほしい価格」を表現したのかも知れない。

勿論どちらかが当たりというのはありません。
実際は半額に売ればもっとマーケットが広がって4倍以上の集客が見込めるかもしれません。


こんな感じで喧々諤々と話し合っています。

*上記の内容は自分の理屈が正しいということを言いたいのではなく、立場・経験によって物事の見方が違うんだなということの一例です。

2007年4月2日月曜日

タイミング・・・その2

バルセロナ 起業計画: タイミング

前回「タイミング」に関して書きました。

 その後冷静に考えました。

結論としては「世の中自分の都合の良いようにまわっていない。自分が世の中の都合に合わせるしかない」です。

内部的な都合は自分で決められます。
しかし外部的な都合(今回では物件)は自分では決められません。

自己都合で準備が整ったときには同じような有利な物件があるか分かりません。

と言うことで外部都合に合わせて自分の計画を再度練り直しです。

天動説ではなく地動説的な発想で。
自己中心的ではなく他人中心的で。
自分は世の中の中心ではなく、単なる歯車だという気持ちで自己を変えます。


・・・とは言ったものの現実は大変です。

2007年3月30日金曜日

タイミング

何でもタイミングと言うものがあります。
ビジネスでもタイミングがあります。

本当は十分に準備してから出発したいのですが、実際の世の中では万全の体制でいけない場合の方が多いのではないでしょうか?
今回はタイミングを痛感した事をご紹介します。

 ここ最近店舗物件をスペイン人のパートナーと見てまわっています。
2月からはじめて、10件以上の物件は見たでしょうか?

そうなると大体の相場と言うものが分かります。

サイト等での情報は床面積と値段と写真しか載っていないのが多いです。
まずは床面積に比例して値段が高い。次にキレイさに比例して値段が更に高い。
これはバルセロナでも同じで「掘り出し物件」を見つけるというのはかなり難しいです。

で基本的に物件は汚いので改装(リフォーム)はどこも必要。
結構この改装が高くついたりするんです。日本でも数百万円しますしね・・・・。

 で昨日見たところはまさにベストの店舗物件でした。
理由として

(1)駅から近い:徒歩数分の距離(店舗はロケーションが重要です)
(2)広い:2階構成になっている
(3)外見:ショーウインドーになっているので外から中が見やすい
(4)内装:基本的にそのまま使えるレベルのキレイさ

今回の件では特に(4)の改装をしなくても使える店です。
勿論我々のビジネスに適した内装にする必要はあるにしても床や壁を全て張り替える必要がありません。また電気、照明等もそのまま使えます。壁の色を変えたければそれは我々だけでできます。


でその反対に難点として
(5)家賃が高い:大きい分、キレイな分高い
(6)時期が早い:現在は秋の開店を考えていたので大家さんが秋まで待ってくれない

(5)の家賃に関してですが我々のレンジよりも高いのですが、相場観から言ってもお買い得の物件です。そして問題は(6)です。これが我々の始める前月であれば即決するのですがまだ4~5ヶ月あります。前倒しして開店を早めるにしても資金が用意できません・・・。

どうしようか迷っています。
このようなお得な物件は次にいつ来るか分かりません。今まで10件以上見た感覚で言うと改装無しでできる店舗は多分今後無いと思われます。


ベストなタイミングでビジネスが上手くいくことって難しいです。
逆にこのタイミングでどう決断するか、判断するかがビジネスには必要なのかもしれません。

と言うことでもしかしたら来月には開店するかもしれません(笑)

2007年3月16日金曜日

起業する前に自問すべき10の質問

起業する前に自問すべき10の質問というサイトがありました。
http://www.popxpop.com/archives/2007/03/10_6.html

 さて、自分で私の事業プランに関しての検証をしてみたいと思います。
今回は簡単に「YES」 「NO」で答えます。

(1)紙とクレヨンだけを使ってあなたのアイディアを他の人に説明できますか?
YES

(2)あなたのマーケティング戦略を一つの文章で定義できますか?
YES

(3)あなたのサービスを買ってくれるような人を6人以上知っていますか?その人たちのことをあなたは十分に知っていますか?
NO

(4)もし誰かがあなたのアイデアを今日盗んだとしても、あなたはそのビジネスを続けますか?
YES

(5)あなたが予想している2倍の費用、3倍の時間がかかったとしてもあなたはそれをやりたいですか?
YES

(6)状況によっては訪問販売してでも売る気がありますか?
YES

(7)メディアにとりあげてもらえるようなアイデアですか?メディアの人に話をしてみましたか?
最初の質問、YES。2番目の質問、NO。

(8)ビジネスのあらゆる場面で物事をちゃんと評価して、助けてくれる助言者はいますか?
NO

(9)たとえ失敗したとしても、損失を補うことができますか?
YES

(10)あなたはこのような言葉を信じていませんか?「これはみんな欲しがるよ!」「競合はいないね。」「誰も思いつかなかったよ!」・・・
YES,NO

あくまでも主観的な回答なので、もしかしたら不足しているかもしれません。

この文章の最後にこう書かれています。
『たとえ上記の問いでうまく答えられなかったとしても問題ありません。問題がはっきりしたことであなたは一歩前進したのですから・・・。』

準備不足として(3)のリサーチ、(8)のアドバイザー不足、(10)の過信、調査不足。これは今後の糧にしていきたいと思います。

2007年3月10日土曜日

ヨーロッパでのアジアマンガ情報

 ASIA TIMESに面白い記事が載っていた。
ヨーロッパでのアジアコミックスに関しての状況である。
ここでアジアコミックスと書いてあるが、ほとんどが日本のマンガと考えてよい。

ここ10年での欧州でのアジアのマンガ状況が変化してきたようだ。
日本のアニメは70年代から放送され、繁栄した80年代に見ていたアニメファンを「第一世代」と言うらしい。その世代が日本のマンガを読むようになり90年代にマンガの売上げ部数が急激にのび2003~2005年にピークを迎えた。

 さて何がその理由であろうか?専門家の分析によると

・まずはその発刊の早さらしい。
アメリカの作者は1冊出すのに2年かける。日本の漫画家は数ヶ月で1冊を発行する。
ファンは2年も待てなく、日本の漫画の早い発刊スピードに慣れてきた。

・ファンは長い物語を好む
ドラゴンボールのように毎回新しい物語が毎月出る事に魅力を感じる。

・自分探し
時代に反抗する若者世代の特徴として自分の文化と異なるものに興味を抱く。

GFK Instituteによると2006年のコミック市場は382百万ユーロ(580億円)、4千万部発行。
1799部のコミックスのうち、アメリカ製は239部、アジア製は1418部を占める。

百聞は一見に如かずですが、実際に欧州のマンガショップ行けばどれだけ日本のマンガが多いかビックリします。
上記はバルセロナのマンガショップのマンガの棚ですがほぼ全てが日本のマンガです。

出典:ASIA TIMES Asian comics make Europe anxious
http://atimes.com/atimes/Asian_Economy/IC08Dk01.html 

2007年3月9日金曜日

バルセロナでの店舗

現在スペイン人のパートナーと店舗の相場を調べています。

 今の目的としては「どれ位の店舗がどれ位の家賃なのか」を調べるためにです。またどのような店舗の形態が多いのかも知ることとして重要です。

今までの調査で分かったことで物件に3つの形態があります。

(1)Se Vende(販売物件) 
 販売している物件です。これは多くのお金が必要となります。よってこの形態は却下です。

(2)Se Alquilar(賃貸物件) 
 月々の家賃タイプです。これは日本では一番メジャーな形態ではないでしょうか?スペインでもこれを探しているのですが、実際飲食店に関してはこれがあまり多くないのです。
どんなのが多いかと言うと下記に載せました「Se Traspaso」です。これが厄介なのです。

(3)Se traspaso(営業権譲渡) 
 これは飲食店のライセンス込みの営業権も含めた賃貸です。最初に数百万円のお金を払い、しかも毎月の家賃も支払います。大体100㎡のバータイプのところでも最初のお金が300~500万円するのがザラです。これは日本には無い形態なので最初は理解に苦しみました。

 すぐに飲食店を始める際にはSe traspasoがいいのですが、ネックは最初の金額です。勿論中にはSe Alquilar(賃貸物件)でも飲食店があります。しかしその場合は毎月の賃料が多少高めになっています。


 と言うことでSe Alquilar(賃貸物件)をメインに現在検討中です。Se traspasoでは回収までの期間があまりにも長すぎます。

よって形態によっては喫茶店よりも厨房を必要としない簡素なタイプも含めて店舗像を検討しています。