2007年6月20日水曜日

頭(考え)から体(実行)へ

ご無沙汰しています。
もう6月になりましたね。


現在の進捗としては、
今まで調べる事が多かったのですが、今後は検証のフェーズに入ろうとしています。
理論上では正しくても実際にやってみると問題が発生する事ってありますよね。

時間がある今のうちに色々と検証しているのです。


分かりやすい例としては、商品の輸入です。

日本で買った商品をスペインに輸入するのですが、今までは業者から見積もりを取ったりしていました。そこで大体のコストイメージを持つ事ができました。

 しかし商品の流通なのでコスト以外にも時間、商品の到着状態等も事前に知っておく必要があります。

「1週間で届くといわれていたが、数週間かかった」
とか
「商品の箱が開けられていて、一部の商品は使い物にならない」
とか
「商品が紛失してしまった」

等の問題は実際にやってみないと分かりません。


と言うことで商品を実際に送ってみて、どうなるか確認してみました。
一概に自分達でやれば安いコストでできる反面問題があった場合のリスクは自分持ちです。
逆に業者に頼めば煩雑な手続き、商品のリスクは持ってもらえる分、コストがかかります。
通関で止められても業者が対応してくれますので、ワザワザ通関まで行くコスト・時間がかかりません。

まずは手始めに自分達で国際郵便でやってみました。

日本にいる親に商品を送ってもらいました。
3箱を送ってもらったうち、1箱が税関で止まってしまいました。
話によると税関がランダムで箱を空け、問題であると見られたものに関してはモノを止めてしまうようです。

バルセロナの場合、税関までの公共の交通手段が無くタクシーにしてもお金がかかります。
またワザワザ取りにいくのでその人の半日が無駄になります。

【これが店を開店した後に想定します。】

コスト的には:
国際郵便料金+税金以外に商品を取りに行く交通費、その分1名足りないので他のスタッフ分の給料と余計なお金がかかってしまいます。

 もし業者に頼めば、税関とのやり取り+商品を指定先まで送ってもらえます。

と言うことで勿論重視する点ははコストですが、上記のリスクも勘案しないといけない事が今回の件で分かりました。

他の面に関しても色々な意味でシュミレーションが必要だと思います。