2008年4月30日水曜日

扉が・・・・2

扉の話のその後をご報告。

結局扉の工場で1つのみを切ってもらい、同時に新規に扉を作ってもらう見積もりを出してもらいました。

今までのものは外部に取っ手がなく、内部から開けないと開かない。
その為その理由でスペイン人パートナーは自由に開閉できる扉が欲しいといっていた。

そこで無くなった扉の見積もりと同様に、新規に2つで外部からも開けられる扉をだしてもらいました。
この新規2つ扉の見積もりが今まで取った見積もりよりも半額以下だったのでした。

今回我々の行った場所は実際に扉を作る工場。今までパートナーが見積もりを取っていたところは扉も店。ということで中間業者がなくダイレクトに話ができたのでこれだけ安い価格になったのでしょう。

「不幸中の幸い」ということで新規2枚の発注をしました。

・・・それでも2週間位かかるので、オープンは扉無しになりそうです。

それと本の納入に関してもちょっと問題があって。これは次回お話します。

日本のニュースに取り上げてもらいました

アニメ関連のニュースを配信する日本最大級のアニメ総合サイト「アニメアニメ」http://animeanime.jp/index.html

ここのニュースにバルセロナマンガ喫茶を取り上げてもらいました。
http://animeanime.jp/news/archives/2008/04/55_1.html

実は取り上げてもらったというより、私がメールしてニュースに取り上げてもらえるようにお願いしたのです。
すると早速ニュースとして記事になっていました。しかも内容が私の伝えていない事まで書かれている。スペイン語のページを翻訳して読まれたのでしょう。 それにしてもスゴイ!

これで少しでも日本からの人に興味を持ってもらえればと思います。

扉が・・・・

先日懸案になっている事項。

扉の件。

部屋の中に木の床を付けた為に床が高くなり、扉の下を切らないといけません。
そこでパートナーが「そうだったら別の新しいのを買うよ」と言っていろいろと探していました。
最初は自動ドア、次には通常のドア。 結局今週になって扉の値段が高く買わない事になってしまいまいました。

その為、急遽扉の下を切ってもらう業者を探しに。

普通のドアのお店に行くも鉄の部分はできないとの事で、鉄を切断する工場を紹介してもらい行くことに。

すると切ってくれるとの事。

時間が無いので自分達が持っていくという事にした。
これが悪夢の始まり。

扉は2つ。
かなり重いが調子に乗って2人で2つ同時に持っていこうとした。

しかし、途中でどうしても重くて一つ道に置いてきました。
一つでも重いので「誰も持っていかないよな」と思いながら・・・。

一つ工場に置いて、もう一つを取りにいったら・・・な・な・な・な・なんと置いていた扉がなくなっていました。

何度も探しましたが、、無いです。

盗まれました。
置いておいたのが軽率でしたが、まさか日中に持っていかれるとは・・・。

オープンは扉は1つのみになりそうです。

2008年4月28日月曜日

あと1週間

 もう開店まで1週間。
5月5日オープンにした4月上旬では余裕があると思っていたが、かなり準備が厳しい状況。
5月1日がメーデーなので会社によっては金曜日も休みにしてしまうので、今週は実質水曜日までに揃わないと厳しい。

今の懸案事項

・飲物の業者がまだ決まってない。
・マンガがまだ購入できてない。
・入り口を取り替えるのであるが、まだその日程も決まってない。

どれも商品の納入等含めるともう既に発注していないと届かないものが多い。

本当にプランと段取りが必要だと痛感しました。それと同時に過去を悔やんでもなんともならないので何ができるかを考えています。

2008年4月26日土曜日

内装も徐々に


今日商品を置くテーブル等が来ました。












 
そしてPCコーナーの机もできてます。












やっとお店らしくなってきました。
今は開店1週間前なので何をするにも納期を重要視してやってます。
 時間があればコストを見る余裕があるのですが、時間が無いと、仕方なくできる業者(高い業者)を選んだり、業者の言いなりになってしまいます。
 一応十分準備をしているつもりでもギリギリのプレッシャーというのはお金が思ったよりも出てしまうので気をつけないといけません。
今急にいろいろとやる事ができてそう感じました。

2008年4月24日木曜日

看板できました。



看板が来ました。
どうですか?

ただいま急ピッチで改装中!

2008年4月22日火曜日

心がけていること

開店に向けてばたばたしてきた。
またいろいろとトラブルとかも起きる事も多くなってきた。

そこで自分自身心かけている事は下記の事

・常に話し合い事前にコンセンサスを得る。
 これは以前「ホウ・レン・ソウ 」で書きました。

・過去の事を追求しない。
 得てして何か問題が起きると、「誰々のせいだ」とか「お前があれしなかったのがいけなかった」と過去の行動に対して責任追及をします。また自分は犯人になりたくないために自己の正当性を訴えます。その結果お互い喧嘩になりやな気分になります。
 過去の事は変わりません。よって人の責任にしても嫌な気分だけが残り相手に拒否感を持ってしまいます。私は例え他人のした間違えでも過去の事は追及しないように心がけようとしています。そしてそれ以上に「じゃあ今後何をすればいいのか」を考えるようにしています。

  といいながらたまに「お前のせいだ」といわれると、キレてしまう時もありますけど。

・最後は自分がリカバーするしかない。

仕事でも好きな仕事もあれば嫌な仕事もあります。
その点嫌な仕事があっても会社にとってベストな選択であればやらなくてはいけません。
このような誰もやりたくない仕事は自分がリカバリーするしかないです。

やはり仕事になるとお金とか人間関係が厳しくぶつかり合うところなので皆にいい顔できないですし、
その点結構スペイン語で厳しい事を言う事に慣れてきた自分がいたりします。

2008年4月20日日曜日

Salon del Comic Barcelona 2008




 











今週からバルセロナでSalon del Comicが行われた。
このイベントはアニメ、漫画のイベントでバルセロナでも規模が秋の「Salon del Manga」と同じ位大きなものである。

メインターゲットがこの期間に来るので、ここでどれだけ告知できるかがとても重要である。
そこでこの期間にビラをまく作戦を取った(まあ、作戦とまではいえないが・・・)


初日の木曜日は運が悪いことにビラが遅くでき、しかも土砂降り。行くことできず・・・。

2日目の金曜日は昼にお店に寄らないといけなかったので、午前中1時間半、午後4時間、合計5時間半のビラまき。しかも午前中は雨が降って人の入りがよくなかった。

勝負はこの土日。
土曜日には会場の30分前の9時半に着き、並んでいる列に渡す。

その後会場に続々と入ってくる人に渡しまくる。いろいろと助っ人も来てくれて、もって行った1箱が5時過ぎに配布終了。

ちなみに会場はこんな感じでした。














あとは明日の日曜日のみ。
明日も1箱完配を目指します。

それにしても1日中立っているって疲れますね。

2008年4月18日金曜日

突然の雨

 ビラができないという事で朝のんびりしようとするも早に電話が鳴る。
ビラが結局朝一にできたとの事。

取りに行くも、珍しくバルセロナは大雨。
結局、ビラ配りは断念。明日からにしよう。

その後店舗に行き、今日でペンキ塗りが終わるとの事で確認に。
パートナーは天井の一部が塗られていないと言っている。
しかし、昔の話では具体的にどこまでという話合いがされていないと言う事で結局自分達でペンキ塗り。ちょっとしただけなのにかなり疲れる。

夕方には弁護士に合い、外国人を雇う場合はどうしたらいいのか聞く。結構いろいろと大変そうである。


次の工程は床。
いつも複数の見積もりを取る。
今回は我々の新規の株主もいろいろと尽力して探してきてくれるがいまいちレスポンスが悪い。
他の見積もりは先週にでていて、彼の見積もりだけを待っていた。
「月曜日までできる」と聞いていたので待ってもでない。
もう今日で木曜日、ズルズル延ばされる。もう待てないということで結局他の業者にした。
結局待っていた4日間、無駄になってしまった。

選ぶ立場としては値段や実績も重要だ。
同じ事にしても安ければそれに越したことはないし、
過去の経験があれば信用できる。

しかし、それよりもうちの欲しいタイミングに提供できるサービスが重要ではないかと思った。

これは今度うちがサービスする側になっても重要な事。
欲しいものが欲しいタイミングで手に入ること。
これって簡単なようで難しい。

2008年4月16日水曜日

トラブル発生

トラブル(1)
先週までのトイレの改装工事の為に隣で水道が壊れたとの事。
→実際に行ってみると、水道が壊れたのではなく、壁が壊れて剥がれ落ちた。
  業者に対応してもらう。

トラブル(2)
明日からはじまるSalon del Comic用のビラが今日までにできるはずが、明日の午後になるとの事。
3日でできるという話が結局5日かかることになる。
→プッシュしたが、早まらなさそう。
 結局あさってからのビラまきかな。

何事も余裕を持つのが必要と思い数日みるのだが、それでもこうなってしまう。 
今床工事をお願いしているのだが、これも懸念材料。

5月5日のオープンはできるのか?(やります!)

新規出資者?(2)

前回スペイン人のあらたな出資者候補に説明した旨を連絡しました。
バルセロナ 起業計画: 初のスペイン人への説明

昨日、彼から正式にOKの返事が来た。
今後は額をどれくらいにするかとか細かい話し合いはするが、彼も株主の1員として我々の船に乗ることになった。

彼の出資に関していろいろと振り返ってみた。

自分のやりたいビジネスだったら、自分で出資するのは当然。
自分の子供がやりたいビジネスだったら、親は一番の理解者であり出資することもありえる。
友人のやりたいビジネスで、自分も似たような意気込みがあればその友人に出資することもありえる。

しかし、今回の件は出資者は厳密に言うと友人の親。
私と両親が会ったのは1回のみ。親から見たら私はほぼ赤の他人。

そんな私の事を信用してくれて、自分の息子ではなく、息子の友人に出資する事の同意した親に感謝したい。(勿論、結果的に友人が株主となるので彼の親は息子にお金をだしたということになるが)
逆にほぼ他人からの出資という事で大きな責任を背負うことになった。

これでちょっとは資金に余裕ができると思いきや、税務署に払うお金がある事が発覚。
何かといろいろなところでお金がかかるんですね。ビジネスって。

2008年4月13日日曜日

デザイナー

起業の最初のステージではお金もコネも無いので何かするにしても自分で動かないと何もできません。
今感じる自分の壁はデザイン関連です。

会社のロゴから始まり、ウェブサイト、袋、看板、ビラなどのクリエイティブなものは外注するお金がもったいないので、経験が無いながらも自分でやっています。

ウェブサイトもまずはソフトの操作を覚えていく。分からない事があるとそこで止まってしまう。壁にぶつかると一つの事でも1時間以上かかる事もある。ソフトも日本語、英語、スペイン語のものがあり操作も言葉が違うので慣れるのに時間がかかる。

そうこう試行錯誤して何とか自分でそこそこ使いこなせるようになった。
スペイン人のパートナーもできない私が努力しているのを見てか、いろいろとアイデアを出してくれた。(勿論スペイン語のネイティブチェックも)

結局全てのデザイン関連を自分たちでできることができた。
-看板
-ロゴ入り袋
-ビラ
-サイト

ちなみに下記がお店のビラになります。(イラストはさすがに作成していません。)










デザインの才能の無いと自覚していた自分を「初めて自分を褒めたい」と思いました(笑)。

2008年4月12日土曜日

ホウ・レン・ソウ

 以前にスペイン人パートナーと意見の食い違いで喧嘩をしたと書いたことがありました。
その後の関係はといいますと、まあよい方向に行っていると思います。

 一番の要因として挙げられるのが「報告・連絡・相談」のホウ・レン・ソウを私が徹底するようになったからです。前は予算は自分の中で決めていたために彼がお金の事を考えずに欲しいものを買おうとした事があり、お金に関しても隠さず全て話すようにしました。

 それ以外にも何でも相談する事にしました。お客さんのところに行くのも必ず2人で行くことにします。以前私一人で行った際に彼の思った事と違う結果になったようで意見が食い違いました。2人でいけばその時に話は決まるので問題は起きません。自分で結果が決まってても必ず聞くようにしています。

お互い常に話し合う事により昔以上に信頼できる間柄になっているような気がします。

まあ同じ家(厳密には彼の家にルームシェアさせてもらってる)にいるのでいやがおうにも顔を合わせないといけないですが、今はそれが吉と出ていまと思いますね。(まあ今後どうなるか分かりませんが)

2008年4月9日水曜日

初のスペイン人への説明

 ビジネスプランの説明に行って来ました。
相手はパートナーの友人であり、彼の親が実際にお金を出すとの事で親への説明でした。

急遽、日本語の資料を英語に変換し(スペイン語はかなり時間かかるので)プリントアウトしいざ出陣。

相手の親の家に着くと家のリフォームをしたばかりのようで、部屋の説明に30分つき合わせられる。パートナーと顔を見合わせ「今日はお家自慢を聞きに来たのかな?」と思ってしまった。

その語もいろいろと家族の人が話していて結局席に着いたのが1時間後。
相手も友人、両親、友人の姉の家族全員の参加。相手の両親は年配の方でとても優しそうで落ち着いた感じの方。

持ってきた資料を1枚ずつ資料は英語で、説明はスペイン語。
1枚ずついろいろなコメントが飛び交いなかなか最後まで終わらない。
また友人のお姉さんもデザイン・広告の仕事をしているようでいろいろといい意見をもらう。

15ページあるビジネスプランもパートナーのサポートもあって言いたいことは全て言えたと思う。

初めてのスペイン人への私たちのビジネスの説明。
まだ形が見える前だし、日本人にとっては理解しやすいかもしれないがこっちの人、特に年配の人にとっては、マンガという理解しがたいものなので、どれ位私たちのアイデアに賛同してもらえたかは分かりません。
いずれにしてもいい経験になりました。返事は後日もらう事になりました。

6時半に先方の家に着いたのが、出たのが9時半。

とにかく疲れました。

2008年4月6日日曜日

新規出資者?

 実際に動いていくといろいろなところで繋がりができてくる。

その中で知り合いが我々のビジネスに興味を持ち出資したいとの旨をもらった。

お金を出資するということはそのビジネスに関し「面白いね」と単に興味を抱レベルではない。
 自分の大事なお金を他人に預けるということなのでそれなりに我々のビジネスの将来を感じているという事と同時に、我々に対しても信頼しているという証である。
現地のスペイン人からそのような話がある事自体が大きな意味を持っていると思う。

という事で来週の火曜日にビジネスプランを説明しにいきます。

また、こちらとしても全ての人に出資ウェルカムというわけではありません。
考え方が合わなければこちらとしても断ることもあります。

まずはじっくり話し合ってみたいと思います。

2008年4月2日水曜日

看板発注

改装以外にもやることは盛りだくさん。

床の貼付け、椅子・机・展示棚の搬入から細かなことで言うと警備会社のセンサーの設置とかいろいろあります。簡単と思ってたお店の運営もいろいろとやる事があるということが分かりました。(それと同時にお金もかかるって事ですね)


今日はお店の顔「看板」の発注に行きました。
看板はこんなデザインです。





店のイメージカラーの黄緑色に「MANGAROOM」の文字。
このデザインは全て私たちで作りました。フォントも100以上ある候補から選びました。
我ながら上出来と思います。

デザインを作るのは正直初めての素人でした。この作成過程で多くの事を勉強しました。
ソフトウェアを操作することは勿論ですが、それ以外にさまざまなソフトで見れるようにするやり方とかバージョンによって読み取れないデータがあったりとか苦労が多かったです。
発注しようとしてもお店のPCでは私のデータが読み取れなく、家に戻り別のソフトで作り直したりもしました。 でもこの苦労は経験として次回はより効率的にできるようになると思います。

またお店探しも一苦労。
商品購入の基本として「相見積もり」を取ることです。 1店舗だけだとその価格が相場なのか分かりません。比較する事により相場も分かるし、コストもかけなくてよくなるのです。
その為には多くのお店を回らないといけません。3月に足を使って町中の看板の店に行き、3店舗に見積もりを取り、今回はベストプライスを出してくれた所に決めました。


看板は実はもうデザインがひとつあります。上記のデザインが左。それと右の看板があります。それは後日紹介します。


そして看板以外にショッピングバッグ(ビニール袋)もお店のロゴ入りで発注しました。
看板も袋も2週間後くらいにできるとの事。
楽しみです。