2008年7月8日火曜日

OCSニュース

スペイン在住邦人向けに「OCSニュース」という新聞が毎月1度発行されている。
今月号にMANGAROOMが載った。

ちょうどこのブログを見つけていただいたらしく、マドリッドからバルセロナに別件で取材に来た際にお店に寄ってきた。







その後、このOCSニュースの「La gente」(人)という記事に書くという事で私に焦点をあてて記事を書かれた。






その時は電話でお店のこと、私のこと、スペインでのアニメの人気の事等いろいろと聞かれ、できる限りの事を回答した。




記事はうまくまとめられています。












下記に内容を記載しておきます。(名前等は修正させていただきます。)

*****************************************************************
OCS NEWS  2008年7月号 258号 P6
「LA GENTE」
 勤務していた○○(会社名)が売却されるということになり、今までの
キャリアを生かしてスペインで何かをしたいと思った。
ちょうどそんな時に今のパートナーたちと出会い、この5月にバルセロナ
でマンガ喫茶「MANGA ROOM」を立ち上げたO(私の名前)さん。

 日本ではマンガ喫茶は既に市民権を得ている。しかし、マンガ人口が
かなり増加してきているとはいえ、ここスペインでは、マンガを読むため
に喫茶店にいくというコンセプトはまだない。そんな中Oさんは人気の
アニメグッズやコスプレで若いファン層を引きつけながら、彼らにマンガ喫茶
のイメージ付けを行っている。

 「スペインのマンガファンの傾向として、幼い事から親しんだテレビアニメ
の影響が強く、その後日本のマンガに興味を抱く人が多い」とOさんは分析する。
ヨーロッパではフランス、イタリア、ドイツでのマンガファンはよく知られているが、
ここ数年スペインでもかなりのファンが増えてきている。バルセロナで行われて
いる「サロン・デル・マンガ」の入場者も7万人近くになっているというから、ほぼ
フランスと匹敵する程の勢いだ。
 
 「なぜ日本のアニメがこれほど多くテレビ放映されているかというと、放映権が
安いからなのです。アメリカなどの半額近くで契約でき、またアメリカアニメに
比べてストーリー性が好まれているという事があげられます。ごく普通の女の子
が主人公になっている少女マンガは、世界的にも広く人気があります。」と、
この業界のことに関してはどこまでも研究熱心だ。

 現在、バルセロナでアニメグッズを扱っている店は20店舗ほど。しかし、
どこも扱っている商品の値段が高く、彼らより安く仕入れたら、ビジネス
として面白い広がりができるのではないか、店内のグッズの配置など、
パートナーのMさん(スペイン人)、Oさん(スペイン人)と連日試行錯誤が続く。

 現在35歳。彼が育った次代のアニメやマンガと今のものとはかなり時代が
変わってきている。店に訪れる若い世代のアニメファンが何を求めているのか、
テレビやビデオを見ながら日々研究の毎日とか。

*****************************************************************




0 件のコメント: