2007年4月27日金曜日

名前

現在名前を考えています。
名前って結構考えますよね。一生使うものですから。

いちおう名前のコンセプトを考えました。

(1)名前からビジネスを連想しやすい
-->意味不明な名前だとどんな仕事しているのか説明するのに手間がかかります。
  その点、関連のある名前であれば説明しなくてもどんな事をしているか分かりやすいです。例えばOOネットという会社であれば「インターネットの会社か?」と分かりますよね。

(2)日本に関連したビジネスなので日本発祥の言葉を入れたい
 -->私たち日本人のするビジネスです。また業務も日本の文化アニメ・マンガのビジネスです。出来れば日本語の言葉も入れたいです。

(3)分かりやすく短い名前
 -->覚えやすい、分かりやすい名前も重要です。ウェブサイトで探す際にも名前が分かっていれば検索しやすいです。


上記のコンセプトから下記の5つの候補を出しました。

・MANGA ROOM
・MANGA KISSA
・MANGA SHOW
・ZIPANG
・USUZUMI

上の3つは「MANGA」というもう世界語になった日本語を入れました。この事で上記の全てのポイントを網羅しています。
 4つ目の「ZIPANG」は日本とスペイン(南蛮)の歴史に合わせマルコポーロが「黄金の国 ZIPANG」と日本の事を言った内容からとりました。
 最後のUSUZUMIと言うのは樹齢1500年もする「薄墨(うすずみ)桜」からとりました。
4つ目、5つ目は(1)のポイントが抜けていますが日本に関連したビジネスと言う事で接点はあります。また上記3つは将来マンガ以外のビジネスにした際使いにくい名前であるのも確かです。

2007年4月23日月曜日

Salon del Comic Barcelona





2007年4月19日(木)~22日(日)までの4日間、バルセロナのスペイン広場にあるFeria de Barcelonaにてコミックの展示会「Salon de Comic」が行われました。



ブースは40~50はありました。
出版社、アニメグッズの卸、DVD販売会社、アニメグッズのお店などなどです。
多くは日本のマンガ、アニメ関連のグッズを売っている店が多かったです。


行った日が初日の夕方だったためそれ程入場者数は多くありませんでしたが、土日になると入場券購入の為に長蛇の列ができたという事です。

今回の目的は、出版社の確認及び挨拶でした。
まだいつビジネスをするかは分からないのですが、この業者の方とは必ず仕事をしますのでこの機会に挨拶し名刺をもらいました。(我々は名刺を持っていませんが・・・)一応今回挨拶しておくだけで、次回からよりスムーズに仕事が進むのではと思っています。
スペインでの大手のマンガの出版社は
・NORMA Editorial
鋼の錬金術師、ケロロ軍曹、ガンダム、フルーツバスケット、金色のガッシュベル等

・Glenat(集英社系が多いです)
ナルト、Death Note、Bleach、キャプテン翼、聖闘士聖矢、犬夜叉、ふしぎ遊戯等

・IVREA
SLAM DUNK、DN Angel、ハングリーハート、バガボンド

・PLANETA DeAGOSTINI
ドラゴンボール、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、名探偵コナン、風の谷のナウシカ、ワンピース、遊戯王、I's、X、CLANP(作者)系

出版社はそれぞれのタイトルで日本の出版元にスペイン語版の版権を買う感じですね。Glenatが集英社系が多いですね。その反面同じ集英社のドラゴンボールはPLANETA、SLAM DUNKはIVREAが持っていますね。

 マンガ本等は出版社からの直接の販売は少ないようで大手の流通代理店を通しての販売を行っているようです。まあ今回はそれを知っただけでも収穫です。


追伸:このSalon del Mangaは入場者が10万人を越え過去最高の入場者になったようです。

2007年4月18日水曜日

プレジデント 2004年9月13日号

日本から持ってきた「プレジデント 2004年9月13日号」を読みました。かなり古いものです。

題名は「上司道 鍛錬道場」
そこには16人の経営者の言葉がありました。

大きく分けると2つのタイプの経営者がいると思いました。

社内で出世して上がってきた経営者と自分で起業した経営者。

社内からの経営者は特に営業、管理、人事等会社の実践面の事に関して書いていました。
「どうしたら売上げを上げるか?」とか「優秀な人材を育てるには?」とかです。
反面起業出身の経営者はどちらかというとマインド面の事を書いていました。

これは読者の今置かれている環境によってどの記事が興味あるかは変わるでしょう。

私は後者のタイプなので興味深く読ませていただきました。
読んだ人はセコム、ドンキホーテ、シダックスの社長さんの話。

どれも興味深い話ばかりである。
特にセコムの飯田さんはためになる話をされていました。
「事業を考える際には誰とも話さない。殆どがインスピレーションである」。
 日本では警備会社が無いために、普通であれば欧米へ行き視察するのであるが、セコムの場合はそれをしなかったらしい。見ることにより自分の思考に影響を与えよりよいアイデアが湧かないらしい。とにかく考え抜いてその末にブレークスルーがあるとおっしゃっていました。昨日のエントリーに通じるところがありますね。
 この内容に関しては成功したから言えるかもしれませんね。欧米の実情を知っていればよりアイデアを具体的に落とし込めるという事もありますしね。

しかしもうひとつの言葉は結構いい話でした。セコムでは料金を前払いで顧客企業からもらっているらしい。そもそも社会の商習慣になっている「支払いは後」と言う概念がおかしいと飯田さんは言っている。

これは私も同感です。小さい頃は商品を買う際にはお金と交換でした。それが社会人になっていくと信用という名の下に「支払いは月末締めの翌月~日払い」とか後払いになっています。確かに一括で支払ったほうが管理しやすい等のメリットはありますが、基本的には商品を買う際にはお金を同時に払う。そうすれば回収とか余計な労力がかかりません。社会人として働いているとどんどん「社会のルール」に染まっていくときがあります。出来るだけ本質をシンプルに見ていく努力をしていきたいと思います。

そして最後におっしゃっている言葉として
「起業家には知識、知恵(経験)、実行力が必要だ」と言われています。
経験しているだけあり説得力ありますねぇ。

2007年4月17日火曜日

起業に際して思う事

 今回の起業と言う考えはある種ポッと出たアイデアでした。
1年前には考えていなかったアイデアでした。
そう考えると、この起業というのは一過性のものであると思われるかもしれません。

 しかし、それまでの準備を立てていたためにチャンスを感じ、実行できるレベルになっていたからこそ本気で思うようになったのだと思っています。

 昔、お坊さんの言っていたことでとても心に残る事があります。
『昔、後に名手と言われるような墓石を彫る人がいました。彼の若い頃墓を彫る事が上手くありませんでした。何年も修行しても、どれだけ頑張っても上手くなりません。そこで悩みながらも修行を続けました。そうやっている時にふと上手く彫れるようになった時が来たらしいです。』
お坊さん曰く
『これは運が良かったからではありません。ここに来るまで色々と修行し、準備しかからこそ最後にコツが分かるようになって墓彫りの極意を会得できたのです』と。

ちゃんと準備してはじめてチャンスを嗅ぐ事ができるようになり、その波に乗ることもできるのです。


『スペインで起業』

スペインに来る際2年半前には考えてもいませんでした。
理由として、
スペインで働く事が難しい。(私の行った学校で日本人でスペインで就職と言う前例はありませんでした)
スペイン語もビジネスレベルではありません。
それ以上に何をしたいのかも分かりません。

 しかし、そんな中でも準備をしていました。上記のお坊さんの話が頭にあったのかもしれません。
『準備あってチャンスを得る』。
何もしていなければ自分の力量不足を理由にチャンスが来てもそのまま見送ってしまいます。それどころかチャンスすらも感じないかもしれません。

スペインでビジネスする際に最低限必要なもの。
それは「スペイン語」と「ビジネスの基本である経営学」の勉強。

学校を卒業後運よくスペインで働けました。
運によるところが多いですがここまでで色々な準備、経験を得ることができ、そして今回の起業を思いついたという事です。

正直言って「スペイン語」もビジネスレベルには程遠い状態です。
ビジネスの経験も自分で会社を運営すると言う事に関して言えば素人です。

しかし何とか手を伸ばせばやれそうなところにいます。
そう思って起業を志しました。

2007年4月16日月曜日

「思考は現実化する」より

今回は備忘録と言う事で、
ナポレオン・ヒル著、「思考は現実化する」という本に以下のような一節があります。

富を築くためにどうしても克服しなければならない16のウィーク・ポイント
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1.自分が何を望んでいるのかわからず、説明もできないこと。

2.理由があろうとなかろうと仕事を翌日に延ばすこと(もっともらしい言い訳をつけて)。

3.知識欲、勉強意欲が欠けていること。

4.優柔不断。いつも正面から対決することを避け、すべてにわたって責任転嫁をすること(これにももっともらしい言い訳がある)。

5.明確な行動を立てることをせず、口実をつくっては言い逃れをすること。

6.自己満足。この病気は治しようがない。この病気にかかっている人には、明日への希望はない。

7.無関心。問題が生じたときに、直面して闘おうとはせず、すぐ安易に妥協しようとする、その態度の根本にあるのはこの無関心である。

8.他人の失敗は厳しく責め立てるが、自分の失敗はなかなか認めようとしない。

9.動機づけをしなかったことからくる熱意の弱さ。またその弱さを原因とする怠け癖。

10.最初の失敗で簡単に挫けてしまうこと。

11.ずさんな計画。目標や願望を紙に書こうとしないため、分析も反省もできない。

12.目の前にアイディアがひらめいても、チャンスが現れても、手を伸ばしてつかまえようとしない怠惰な性格。

13.夢想するだけで何もしないこと。

14.豊かになるために苦労するくらいなら貧乏のままでもいいという態度。このような人は「こうなりたい」「こうしたい」「これが欲しい」という強い意識が欠けているのだ。

15.自ら汗を流そうとはせず、ギャンブルや投機などで近道を探して儲けようとすること。

16.批判を気にする。他人の考えや行動、発言が気になり、批判されることばかりを恐れる結果、行動を起こさない。これはこのリストの中でも最大の敵である。なぜなら、これは目には見えないが、誰もが潜在意識の中に持っているものだからだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こうやって見ると今まで感じていながら言葉にできなかった感情が表されている。

たまにこれを見直すと自分のステージにより感じ方が違うのではないだろうか?

2007年4月13日金曜日

スペインでの会社の作り方-1

スペインでの会社の作るやり方です。

基本的な必要事項
・資本金
・株主
・設立住所
・設立者
・事業内容
・会社名

基本的には上記ですが、会社の形態・設立者等様々な条件により難易度が変わります。

例えば設立者がスペイン人の場合は問題ありませんが、外国人の場合であると労働ビザの話も入ってくるので複雑になります。

簡単に流れを紹介しますと
・会社名の申請
→確認(他の会社に使われていない事が確定)
・会社の登記

・事業内容の登録
となるようです。

まあ弁護士に任せれば基本的に難しいことがないようです。

2007年4月12日木曜日

目標、努力、結果

自分の人生とは思ったとおりに行くのだろうか?

「意思のあるところに道がある」という諺があるように、目的を持てばその方向にいけると思う人も多いと思う。
私もおおむねこの意見に賛成である。
 やはり自分で「なりたい未来像」をイメージする事により努力する。その結果として思った方向にいける事が多い。

 しかしそれと同時に最後のところは「偶然」と言うのも多々あるなと言うのが経験。

 そんな中この記事に遭遇。
「人生は設計できるものではない」

 自分でもスペインで働きたいという意志があったが、そのタイミングで今の会社を誘ってくれた人と会っていなければ働けなかった。

 今回のビジネスに関しても、まさにそれを実感した。
以前いい物件を見つけたと紹介した。
その後不動産屋に行き話しをしてきた。

当方としては出来れば2ヵ月後から借りたいという計画を説明。それまでに会社の設立、その他ライセンスの申請等が必要で物件を利用できるのは早くても2ヶ月かかるという点からである。

 しかし返って来た答えは「待てません」との事。
結論としてはこの物件を借りるのは非常に難しくなったという事です(2ヶ月先まで空いてればいいですが)。計画通りに行かないということですね。

「人生とは設計できるものではない」という話でしたが、これに加えるならば、「人生を設計し努力し、準備をしてはじめて、運が来た時に乗れる」と言うことではないでしょうか? 

 何事も準備(設計)していないと動ける事もなく運が通り過ぎてしまいます。というかそのチャンスすら見ることが出来ないのではないでしょうか?

 と言うことで今の素晴らしい物件以上のいい物件が2ヵ月後に現れる事を期待しながら、準備を進めていこうと思います。

2007年4月5日木曜日

必要なときにでてくるヒント

 前回のエントリーでパートナーとのビジネス観の違いをご紹介した。
ちょうど次の日に見たメールマガジンでまさに「自分に言っているんじゃないか?」という一文を見た。

「自分の価値観に凝り固まる結果、他人の価値観を否定することがあってはならな
い。異なるもの同士が尊敬して、高めあうからこそ、創造性が生まれる。」

これは「神田昌典365日語録」という1日に1文メールで無料で送られてくる「ビジネスのヒント」集である。

自分の場合、まだまだ自分の価値観が正しいと思いがちである。
特に自分でやる人、成功した人にありがちである。(自分は成功すらしてませんが・・・)
 できるだけ自分の考えも幅広く可能性を持たせて、そしてユーザーを良く知っているパートナーの意見も聞き入れられるようにしていきたい。

2007年4月4日水曜日

ビジネスへの考え方

 ここ最近はスペイン人パートナーと色々と話しをしてお互いにイメージを統一するように心がけています。

値段の設定をとってもお互いの考えていることが全く違うことに気がつきます。

 私はサービスに質を置き価格競争をしないように差別化を持って行きたいと思っています。
 しかしパートナーはどちらかと言うとユーザーよりの考えて(というか今でのユーザーですが)、現在の通常の店舗の価格は高すぎるので半値以下で売りたいと値段設定をする。

 私はどちらの考え方もあると思うが1点のポイントを彼に話した。

「利益をベースに考えよう」と
会社は如何に頑張って売上げ上げても赤字だと意味ありません。

仮に今現在の客を100人、売価を600円、商品原価200円としましょう。

今彼曰く「600円というのは値段設定が高い。 下げればもっとお客さんが増えるはずだ」と。
確かに300円にすれば、600円だった頃よりも多くのお客さんが来ると思われます。

しかし600円で100人いたときの利益を得るためには300円に値下げした場合は何人の客が来ないと同等の利益にならないでしょうか?

600円の際
1商品あたりの利益:600円-200円=400円
 400円*100人=40,000円

300円の際
1商品あたりの利益:300円-200円=100円
売価を半額に下げると利益が1/4に下がります。

では40,000の利益を得るためには
40,000円/100円=400人

600円で100人と半額の300円の場合400人に売れれば同じ利益を確保できます。
そうなると4倍の商品を納入する輸送、人件費、在庫等のコストも発生します。

 私は出資している立場であり、株主に責任をもつ経営者サイドの見方で考えている。また今までのビジネス経験上、価格戦略で安くするという戦略で薄利多売・仕事は多いが利益が無いという嫌な経験を過去にしたからかもしれない。

一方パートナーはユーザーの立場に立った「こうあってほしい価格」を表現したのかも知れない。

勿論どちらかが当たりというのはありません。
実際は半額に売ればもっとマーケットが広がって4倍以上の集客が見込めるかもしれません。


こんな感じで喧々諤々と話し合っています。

*上記の内容は自分の理屈が正しいということを言いたいのではなく、立場・経験によって物事の見方が違うんだなということの一例です。

2007年4月2日月曜日

タイミング・・・その2

バルセロナ 起業計画: タイミング

前回「タイミング」に関して書きました。

 その後冷静に考えました。

結論としては「世の中自分の都合の良いようにまわっていない。自分が世の中の都合に合わせるしかない」です。

内部的な都合は自分で決められます。
しかし外部的な都合(今回では物件)は自分では決められません。

自己都合で準備が整ったときには同じような有利な物件があるか分かりません。

と言うことで外部都合に合わせて自分の計画を再度練り直しです。

天動説ではなく地動説的な発想で。
自己中心的ではなく他人中心的で。
自分は世の中の中心ではなく、単なる歯車だという気持ちで自己を変えます。


・・・とは言ったものの現実は大変です。

2007年3月30日金曜日

タイミング

何でもタイミングと言うものがあります。
ビジネスでもタイミングがあります。

本当は十分に準備してから出発したいのですが、実際の世の中では万全の体制でいけない場合の方が多いのではないでしょうか?
今回はタイミングを痛感した事をご紹介します。

 ここ最近店舗物件をスペイン人のパートナーと見てまわっています。
2月からはじめて、10件以上の物件は見たでしょうか?

そうなると大体の相場と言うものが分かります。

サイト等での情報は床面積と値段と写真しか載っていないのが多いです。
まずは床面積に比例して値段が高い。次にキレイさに比例して値段が更に高い。
これはバルセロナでも同じで「掘り出し物件」を見つけるというのはかなり難しいです。

で基本的に物件は汚いので改装(リフォーム)はどこも必要。
結構この改装が高くついたりするんです。日本でも数百万円しますしね・・・・。

 で昨日見たところはまさにベストの店舗物件でした。
理由として

(1)駅から近い:徒歩数分の距離(店舗はロケーションが重要です)
(2)広い:2階構成になっている
(3)外見:ショーウインドーになっているので外から中が見やすい
(4)内装:基本的にそのまま使えるレベルのキレイさ

今回の件では特に(4)の改装をしなくても使える店です。
勿論我々のビジネスに適した内装にする必要はあるにしても床や壁を全て張り替える必要がありません。また電気、照明等もそのまま使えます。壁の色を変えたければそれは我々だけでできます。


でその反対に難点として
(5)家賃が高い:大きい分、キレイな分高い
(6)時期が早い:現在は秋の開店を考えていたので大家さんが秋まで待ってくれない

(5)の家賃に関してですが我々のレンジよりも高いのですが、相場観から言ってもお買い得の物件です。そして問題は(6)です。これが我々の始める前月であれば即決するのですがまだ4~5ヶ月あります。前倒しして開店を早めるにしても資金が用意できません・・・。

どうしようか迷っています。
このようなお得な物件は次にいつ来るか分かりません。今まで10件以上見た感覚で言うと改装無しでできる店舗は多分今後無いと思われます。


ベストなタイミングでビジネスが上手くいくことって難しいです。
逆にこのタイミングでどう決断するか、判断するかがビジネスには必要なのかもしれません。

と言うことでもしかしたら来月には開店するかもしれません(笑)

2007年3月16日金曜日

起業する前に自問すべき10の質問

起業する前に自問すべき10の質問というサイトがありました。
http://www.popxpop.com/archives/2007/03/10_6.html

 さて、自分で私の事業プランに関しての検証をしてみたいと思います。
今回は簡単に「YES」 「NO」で答えます。

(1)紙とクレヨンだけを使ってあなたのアイディアを他の人に説明できますか?
YES

(2)あなたのマーケティング戦略を一つの文章で定義できますか?
YES

(3)あなたのサービスを買ってくれるような人を6人以上知っていますか?その人たちのことをあなたは十分に知っていますか?
NO

(4)もし誰かがあなたのアイデアを今日盗んだとしても、あなたはそのビジネスを続けますか?
YES

(5)あなたが予想している2倍の費用、3倍の時間がかかったとしてもあなたはそれをやりたいですか?
YES

(6)状況によっては訪問販売してでも売る気がありますか?
YES

(7)メディアにとりあげてもらえるようなアイデアですか?メディアの人に話をしてみましたか?
最初の質問、YES。2番目の質問、NO。

(8)ビジネスのあらゆる場面で物事をちゃんと評価して、助けてくれる助言者はいますか?
NO

(9)たとえ失敗したとしても、損失を補うことができますか?
YES

(10)あなたはこのような言葉を信じていませんか?「これはみんな欲しがるよ!」「競合はいないね。」「誰も思いつかなかったよ!」・・・
YES,NO

あくまでも主観的な回答なので、もしかしたら不足しているかもしれません。

この文章の最後にこう書かれています。
『たとえ上記の問いでうまく答えられなかったとしても問題ありません。問題がはっきりしたことであなたは一歩前進したのですから・・・。』

準備不足として(3)のリサーチ、(8)のアドバイザー不足、(10)の過信、調査不足。これは今後の糧にしていきたいと思います。

2007年3月10日土曜日

ヨーロッパでのアジアマンガ情報

 ASIA TIMESに面白い記事が載っていた。
ヨーロッパでのアジアコミックスに関しての状況である。
ここでアジアコミックスと書いてあるが、ほとんどが日本のマンガと考えてよい。

ここ10年での欧州でのアジアのマンガ状況が変化してきたようだ。
日本のアニメは70年代から放送され、繁栄した80年代に見ていたアニメファンを「第一世代」と言うらしい。その世代が日本のマンガを読むようになり90年代にマンガの売上げ部数が急激にのび2003~2005年にピークを迎えた。

 さて何がその理由であろうか?専門家の分析によると

・まずはその発刊の早さらしい。
アメリカの作者は1冊出すのに2年かける。日本の漫画家は数ヶ月で1冊を発行する。
ファンは2年も待てなく、日本の漫画の早い発刊スピードに慣れてきた。

・ファンは長い物語を好む
ドラゴンボールのように毎回新しい物語が毎月出る事に魅力を感じる。

・自分探し
時代に反抗する若者世代の特徴として自分の文化と異なるものに興味を抱く。

GFK Instituteによると2006年のコミック市場は382百万ユーロ(580億円)、4千万部発行。
1799部のコミックスのうち、アメリカ製は239部、アジア製は1418部を占める。

百聞は一見に如かずですが、実際に欧州のマンガショップ行けばどれだけ日本のマンガが多いかビックリします。
上記はバルセロナのマンガショップのマンガの棚ですがほぼ全てが日本のマンガです。

出典:ASIA TIMES Asian comics make Europe anxious
http://atimes.com/atimes/Asian_Economy/IC08Dk01.html 

2007年3月9日金曜日

バルセロナでの店舗

現在スペイン人のパートナーと店舗の相場を調べています。

 今の目的としては「どれ位の店舗がどれ位の家賃なのか」を調べるためにです。またどのような店舗の形態が多いのかも知ることとして重要です。

今までの調査で分かったことで物件に3つの形態があります。

(1)Se Vende(販売物件) 
 販売している物件です。これは多くのお金が必要となります。よってこの形態は却下です。

(2)Se Alquilar(賃貸物件) 
 月々の家賃タイプです。これは日本では一番メジャーな形態ではないでしょうか?スペインでもこれを探しているのですが、実際飲食店に関してはこれがあまり多くないのです。
どんなのが多いかと言うと下記に載せました「Se Traspaso」です。これが厄介なのです。

(3)Se traspaso(営業権譲渡) 
 これは飲食店のライセンス込みの営業権も含めた賃貸です。最初に数百万円のお金を払い、しかも毎月の家賃も支払います。大体100㎡のバータイプのところでも最初のお金が300~500万円するのがザラです。これは日本には無い形態なので最初は理解に苦しみました。

 すぐに飲食店を始める際にはSe traspasoがいいのですが、ネックは最初の金額です。勿論中にはSe Alquilar(賃貸物件)でも飲食店があります。しかしその場合は毎月の賃料が多少高めになっています。


 と言うことでSe Alquilar(賃貸物件)をメインに現在検討中です。Se traspasoでは回収までの期間があまりにも長すぎます。

よって形態によっては喫茶店よりも厨房を必要としない簡素なタイプも含めて店舗像を検討しています。

2007年3月6日火曜日

EXPO MANGA 2007 MADRID



2007年3月1週の週末にマドリッドにて『EXPO MANGA 2007』が開催された。

参加者は前年比140%増の1万3千人以上が入場。
写真のようにアニメキャラクターの衣装を着ての参加もあり、盛り上がった。
イベントには30団体50店舗が参加。

また各賞の発表も行われた。
投票はオンラインで1月1日から2月20日まで行われました。投票総数、得票数は不明です。

【EXPOMANGA 2007 各賞】
(1)スペインベストマンガ
-Death note
-鋼の錬金術師
-NANA

(2)スペインベストアニメ
-めぞん一刻
-千年女優
-Ghost in the shell

(3)ベストメディア
-Animangaweb(インターネットページ)
-Cuatrosfera (チャンネル「Cuatro」のテレビ番組)
-Minami (雑誌)

(4)2006年ベストアニメ
-鋼の錬金術師
-Naruto
-聖闘士星矢

(5)2006年日本人作者のベストマンガ
-Death Note
-美鳥の日々
-NANA


【EXPOMANGA2007 最多得票賞】

(1)2006年好きなアニメシリーズ
-鋼の錬金術師
-Naruto
-NANA

(2)2006年好きなOVA
-きまぐれオレンジロード
-るろうに剣心
-Spirit of Wonder

(3)2006年好きな映画
-ハウルの動く城
-千年女優
-ツバサクロニカル

(4)2007年待ち遠しいマンガ
-ドラゴンクエスト
-銀魂
-ジャングルはいつもハレのちグゥ

(5)2007年待ち遠しいアニメ
-Bleach
-Death Note
-NANA

(6)2006年好きな女性主人公
-春日野美鳥 (美鳥の日々)
-小松奈々 (NANA)
-大崎ナナ (NANA)

(7)2006年好きな男性主人公
-黒崎一護 (Bleach)
-沢村正治 (美鳥の日々)
-べジータ (ドラゴンボール)

(8)2006年好きな漫画家
-井上和郎(美鳥の日々)
-谷口ジロー(追跡者)
-鳥山明(ドラゴンボール)

Source:http://www.amigosdelcomic.com/


「美鳥の日々」というマンガは初めて聞きました。
日本ではそれ程人気はないが、スペインではすごい人気があるマンガがあったりしますね。
ただ、最近はネットからも情報を取れる事もあり世界的に人気のあるマンガと言うのが
似通っている傾向もあります。

2007年2月27日火曜日

アニメマーケット概要

【世界のアニメ市場】


 日本では既に認知されている日本のアニメ。日本国内では2兆円であり、アメリカにある日本のアニメ関連市場は5000億円あるといわれている。韓国政府の調査では、世界で放送されているアニメ番組の60%が日本製だとされている。「ポケモン」は世界68カ国と2地域で放映され数多くの日本製アニメが世界各国で放映されている。

 欧州でも例外ではなくフランス、ドイツ、イタリア、スペインでもアニメ人気が強い。特にフランスでは日本のアニメ人気が過熱になった。「UFOロボ グレンダイザー」はフランスで視聴率100%を取るということに至るほど人気を博した。その後国内アニメ産業を保護するために海外製アニメを40%に割り当てる制限を課した。


日本のアニメの人気の理由は色々と言われているが例を挙げると

(1)女児向けのアニメ 当時のアメリカのアニメと言えば男児向けの正義ヒーローモノが多かった。しかし日本の漫画は「キャンディ・キャンディ」のように女児向けのアニメを展開。

(2)ストーリー性のあるアニメ 当時のアメリカのアニメのように毎回同じ展開で終わるアニメではなく、ストーリーがあり視聴者を楽しませる要素がある。

(3)身近な素材のアニメ 主人公が特殊な能力を持たないごく普通の人間であり身近な生活等の題材を扱ったこと。そのことで視聴者もより親近感を感じた。

(4)日本独自の文化 日本の忍者、武士の物語は異国の話であり興味をそそる内容であった。
その中でスペインでのアニメ市場はどうであろうか?



【スペインでのアニメ市場】


スペインで放映されるアニメの大半が日本製アニメであり、日本アニメは人気である。下記はその一例である。

(地上派)
・TVE La2:スペイン国営放送2ch 
http://www.tve.es/
日本アニメの例:キャプテン翼、金色のガッシュベル等

・Antenna3:全国の地上派 
http://www.antena3.es/
日本アニメの例:クレヨンしんちゃん等

・Cuatro:全国の地上派
http://www.cuatro.com/
日本アニメの例:ドラゴンボールZ、2人はプリキュア、ナルト等

・La sexta:2006年開設の新しい地上派
http://www.lasexta.com/
日本アニメの例:幽遊白書等

全国区のTV局6局の中で4局はアニメを放送しており、その大部分が日本のアニメである。


・K3:カタルーニャ地方のみの地上派 1日に5つ程度のアニメ番組あり。その80%が日本のアニメ http://www.tv3.cat/
日本アニメの例:ドラえもん,One piece,こち亀,名探偵コナン、犬夜叉等         

(アニメ専用TV)ケーブルTV等で視聴可

・CanalBuzz(娯楽専用番組):専用番組ほぼ全て日本のアニメ。日本で数年前に深夜帯にやっていたマイナーな日本のアニメを放送 
http://www.canalbuzz.tv/ 
日本アニメの例:るろうに剣心、GANTZ、ラブひな等         

・Cartoon network:専用番組 40%が日本のアニメ 日本のアニメ例:しんちゃん、金色のガッシュベル、聖闘士星矢 とアニメ番組に関しては日本のアニメが主導権を握っている。ドラゴンボールZはいまだに毎朝TVで見る事ができる。また傾向としては日本でそれほど流行らなかったものがスペインで人気だったりしている。


(スペインでのアニメ本屋状況)

 さてでは今度はスペイン国内のコミック取扱店を見てみよう。下記のURLがスペイン国内でマンガ(COMIC)を販売している本屋のリストである。
http://www.bibliopolis.org/librerias.htm
COMICと言ってもアメリカンコミックも含まれるので全ての店で日本のマンガが販売しているわけではないことをご了解いただきたい。
スペイン内のコミック取り扱い本屋:220店以上うちバルセロナでは43店舗がある。

(バルセロナでのアニメグッズショップ)

基本的にスペインではアニメグッズ専門の店は無い。アニメの本も一緒に売っているのである。上記の43店舗この店舗全て行ったわけではないが、実際に大手の店は3店舗である。

-NORMA EDITORIAL:この会社は実際日本のマンガの翻訳をもやっている最大手。
-CHUNICHI:中国の人が運営するマンガグッズショップ。日本の商品はここが輸出入しているらしい。
-CONTINUAR:1Fが西洋のマンガ、B1Fが日本のマンガ、アニメグッズ


(バルセロナのアニメ熱)
Salon del Manga:アニメ展示会 2006年11月にバルセロナで開かれたアニメの展示会。入場数6万人。入場制限が行われている程盛況であった。また日本のアニメのキャラクターに扮したコスプレをした若者が多く入場していた。



こんな感じで大盛り上がりでした。

また在スペイン日本大使館の調査(2005年11月)がある。(下図)


この調査からアニメ(コミック)は本来の潜在的需要よりも実際の普及度が多くなっておりその人気を示している。それだけ日本のアニメがスペインで広まっていることを示すのである。

バルセロナのアニメマーケット

スペインのマーケット概要の紹介の項目から下記のような結論が考える事が出来ます。

・スペインでは日本のアニメが浸透している。

まずはそれを証明したいと思います。
【視覚編】
まずは百聞は一見に如かずです。以前は動画で紹介しましたが、今回は写真でどれだけ盛況だったかをご紹介します。

2006年11月にバルセロナ郊外で行われた「Salon del Manga」の写真です。

2日間で6万人来たといわれています。

開場1時前でこの行列です。10時開場で14時には入場制限を行ったくらいです。

会場の中はこんな感じで、多くのアニメショップがありました。

コスプレのイベントの際にはステージ周辺は人だかりです。

一応写真でこのイベントの人気を分かっていただけたかと思います。


では次に数字からスペインのアニメマーケットを検証していきましょう。
【数字編】
展開するスペイン、バルセロナではどれくらいのマーケットがあるのでしょうか?


上記の絵を見てください。

(1)4,180万人のスペイン人います。
30歳までの成年が過去にアニメを見たとします。
 (30歳になる友人誰に聞いても小さい頃「ハイジを見た」「聖闘士聖矢」を見たという話は聞きます。子供の頃見ていたマンガで育った世代が既に30代にもなっているのです。)
そうなると大きく言うと
(2)1,500万人の30歳以下のスペイン人が潜在的な顧客になります。
しかし30歳以下のスペイン人皆が好きなわけではありません。
6万人の入場のあるマンガのイベントはバルセロナでは年に4回あります。これに参加する人はコアなアニメファンと言ってもいいでしょう。
よってコアなアニメファンは
(3)6万人*4回=6万人~25万人のコアなアニメファンがいます。
  (当然25万人は述べ人口なので実際には6万~25万人なります。)
コアな中でもコスプレに参加する人はもっとコアです。コアコアファンとでも呼びましょうか(笑)
(4)300人~1,200人のアニメコアコアファン
よってまとめますと
(a)1500万人の潜在的顧客がある
(b)6万~25万人の可能性の高いファンがいる
(c)300~1,200人程度のオタクレベルのファンがいる
実際に顧客として考えられる範囲としては(b)の25万人になるでしょうか?

バルセロナには以前に説明しましたが、アニメグッズを売っている大手は3店舗しかありません。
さて商品を売るにしてもこの3店舗が何を売っているのか見極めなくてはいけません。
次回はその3店舗の売っているものについて見ていきましょう。

ビジネスチャンス

今回はビジネスチャンスについて紹介します。


その前に下記の写真を見て下さい。






よく日本でも売っているアニメキャラクターのフィギュアです。
さてこれ1体(写真には複数になっていますが)いくらでしょうか?

日本では1体100円とかですよね。ものにもよりますけど、高くても500円だったりします。

これがスペインではいくらでしょうか?


なんと日本の価格の3倍位です。
この価格はどの店に行っても大体同じです。

我々日本人から見ると「かなりぼってるなぁ」と思います。
しかし日本で買ってもスペインまで送る送料、税金等もあるので日本で調達するよりコストは高い。
そしてマーケットは需要と供給によって価格が決まります。スペイン人が6ユーロでも買うのであればこの商品は6ユーロの価値なのです。
 この考えは日本でも同じですね。ジュースはスーパーでは70円で売っていますが、方が山の上のホテルでは200円だったりします。

要は(日本では)300円のものが(スペインでは)1000円で売れる可能性があるのです。

ここで前回話をした3店舗はスペインの会社。
そして売っている商品はマンガとアニメグッズです。アニメグッズのほぼ大半は日本からの輸入ものです。やはり日本から調達する際にはコストがかかってしまいます。 そのコストが販売価格に反映されています。

そこでビジネスチャンスを感じました。

ビジネスチャンスその1:アニメグッズがスペインで売れる。しかも競合より安い値段で仕入れられる。

しかしながらアニメグッズショップはリスクがあります。

そんなに多くの客が買うのか?
という疑問です。
食べ物だと毎日どこかで食べないといけないので、飲食店は日銭が入る一番いい例です。
現にバルセロナでは日本料理屋さんが大繁盛です。

しかし、アニメグッズとは趣味の範囲。よって1人が買うとしてもそんなに頻繁ではありません。

そこで考えました。
出来るだけ毎日の日銭が入る形態は無いか?
そこで参考になるのはマンガ・アニメ先進国の日本です。

ありました!
「マンガ喫茶」です。

ビジネスチャンスその2:スペインにマンガ喫茶がまだ存在しない。
それではマンガ喫茶を合わせた
「マンガ喫茶+アニメグッズショップ」を展開してはどうかと感じたのです。

マンガ喫茶にて、マンガを読む環境を提供します。
そしてそこでマンガに興味を持ってもらう事により、関連のアニメグッズを購入してもらう。
というサイクルが出来ます。

上記の2点のビジネスチャンスは日本人の私だから感じたものかもしれません。

ビジネスモデル



それではビジネスの概要に関して説明します。

【ビジョン】
スペインへ日本の新しい文化=『アニメ、マンガ』を伝え、広める。


【基本コンセプト】
日本のアニメ商品のバルセロナでのインターネット・マンガ喫茶兼アニメグッズショップの運営。
 アニメ関連ショップはスペインにも存在するが、「マンガ喫茶」としての店舗はスペイン初。PCも使えるインターネットカフェの役割も兼ねた場所の提供。
基本的なビジネスとして日本のアニメ関連商品のスペインへ輸入・自店舗での販売から卸売り、将来的にはブランド確立後フランチャイズ展開も狙う。


では各事業に関して簡単に説明していこうと思います。

【4P】
よく言われる4P(Product,Price, Place, Promotion)をベースに紹介していきます。

【店舗基本情報】
・想定席数:30~50席(インターネット席:当初5~10台)
・想定床面積:100㎡以上

【1.Product:商品】
・マンガ喫茶:マンガを読める場所。アニメ好きの集まる場所。
・アニメグッズ:スペインで流行っているアニメの日本からの調達。

【2.Price:価格】
・マンガ喫茶:1時間利用料金:2~3ユーロ
・アニメグッズ:商品原価50%

【3.Place:場所】
 バルセロナ。
何故バルセロナ?
(理由1)人口 640万人(スペイン第2の都市),外国人観光客数1位(1280万人/年)観光収入2位
(理由2)アニメ関連の展示会が多い(Salon del Manga:年2回,Salon del Comic:年2回)
(理由3)発起人,パートナーの所在地

店舗はバルセロナの中心街、学校の多い住宅街、アニメショップの多い地区、展示会場の近い場所を検討。

【4.Promotion:販売促進】
Salon del Manga等のアニメイベント等に参加するくらいで、基本的にプロモーションはしない。


【ターゲットマーケット】
ターゲットマーケットは下記の図をご覧ください。


メインターゲットは「バルセロナのアニメマーケット 」でご紹介しましたが
アニメイベント参加者< ターゲットマーケット <30歳
で 25万人以上1,500万人の範囲にあります。

【他社との差別化要因】
当社の強み、他社との差別化要因です。


低価格
商品を直接日本から納入することにより、競合より魅力があり安い商品を提供する。

読体験
マンガを読む場所を提供しより多くのマンガに触れてもらう。そしてマンガを読むことになりリピーターとしてきてもらう。マンガに触れた後にキャラクターに興味を持ちグッズを購入という循環を目指す。

交流
イベントを開催し同じ興味を持つ人との交流の場を提供。


次に当ビジネスモデルの強みについて紹介します。
【SWOT分析】
SWOT分析により会社の強い・弱み(内部要因)、機会・脅威と言う外部要因に分けれての
分析を紹介します。


Strength(強み)
(1)スペイン初のマンガ喫茶による先行者メリット スペイン初のマンガ喫茶展開によりブランドを確立。

(2)商品流通ルート
 人気のあるアニメのほぼ大半が日本のアニメである。その為アニメグッズも日本より輸入している。スペイン現地企業は言葉、距離の壁の為中国関連の流通卸を利用。その為コストが高くなっている。当ビジネスは日本人スタッフが現地と直接コンタクトし商品を低価格で納入し、スペインの顧客へ現在の他社の提供している価格以下で提供する。この場合でも納入コストが低いため他社よりも高い利益率を維持できる。

(3)マネージメントチーム
 当ビジネスに関してスペインのマーケットの理解と日本国内の商品調達のネットワークが一番重要である。スペイン人パートナーはスペイン国内のアニメ事情に詳しく、アニメ関連団体・TV局とのネットワークがありスペイン人が何を欲しているのかの目利きが出来る。
 また日本人スタッフによりその必要な商品を日本より探し、交渉することが出来る。このスペイン・日本への密接した連携が当社の強い競争力の基となっている。

(4)イベント展開
 当ビジネスはマンガを読むスペースの提供、商品の販売のみではなくアニメ・マンガに触れる場としての提供も目指している。イベントを行うことで日本文化の流布を目的とし多くの日本ファンを作ることも目的と考えている。
 運営予定としては下記の内容を検討している。
・アニメによる日本語講座
・コスプレパーティー
・日本文化紹介
また日本に興味のある顧客が多いので日本関連商品のスペイン国内でのマーケティングリサーチ、アンテナショップ的な運営も考えられる。

Weakness(弱み)
(1)小資本による人員/経験不足
 小資本の立ち上げの為に初期より大きな展開が出来ない点。その為大資本の参入により顧客を奪われる可能性がある。対策としては先行者のメリットを使い、常に新しいサービスを提供していく。
 (例)インターネット設置、ゲーム設置、インターネットゲームの提供等。
 経験不足に関しては、この新規形態に関してはスペインで経験者がいないのでどこでも同じである。
その点では日本でのマンガ喫茶の事例を参考にしながら運営を考えていく。

Opportunity(機会)
(1)日本のアニメ人気上昇 マーケットに関しては「バルセロナのアニメマーケット」にて説明しましたが年をおうごとにアニメ展示会への参加者が増え続けています。この傾向は当分変らないと想定されます。

(2)競合が少ない アニメグッズを提供している店はバルセロナ市内で大手で3店舗です。またマンガ喫茶の展開は皆無です。ここに新形態のビジネスを展開できるチャンスがあります。

(4)コスト(人件費、家賃等)が比較的安い
 日本に比べるとスペインでの人件費、家賃が低い。その為BreakEven pointが低く設定できる。

Threats(脅威)
(1)スペインの商習慣
スペイン固有の制度、文化がある。
例えば夏になると8月はバカンスシーズンで多くの国民が休みを取り、店を閉めてしまう。この際顧客の減少が想定される。また日曜には通常の店は定休と法律で制定されたりしているのでこの固有の商習慣を考慮しなければならない。

(2)限定されたマーケット
 まだまだアニメマーケットは小さく、一般には認知されていない。その為小さいマーケットゆえにどれだけのポテンシャルがあるか分からないのが現状である。


【成長展開】
当ビジネスの目標を下記の3つのタームに分別する事ができる

【1ターム】:店舗運営地盤作り期
新規事業の為に大きな最低限の投資での運営を行う。
1店舗を立ち上げ、自力で黒字を出せる仕組み作りを行う。
そこで運営に関しての成功要因、問題要因等実際のビジネスに立ち向かうことでノウハウを蓄積。

【2ターム】:他都市展開(水平展開)
 上記で得たノウハウを利用し他展開。
・他の都市への展開
・フランチャイズ
・店舗運営コンサルティング
・他店舗への商品卸売り

【3ターム】:他ビジネス(垂直展開)
 これまでの経験、ネットワーク、マーケット理解を通して下記の
・権利ビジネス(コミックス、アニメ、グッズ)
・ビジネスコンサルティング(マーケティング調査)
・日本のアニメ教育機関への研修サポート
・日・スペイン両国のアニメ関連事業交流ビジネス
・他ビジネス展開(本格的飲食店、雑貨店)

売上げ見込み

財務関連の数字は毎回修正しています。

 最初の資本金の計画によりどれ位の規模で行うかも変ってしまうのであくまでも目安と思ってください。よって問い合わせの際に具体的な数字を提出します。

下記の内容は2007年2月時点の見込みです。

条件)
年中無休
開店時間10時~22時(12時間営業)
席:30席
シート利用料:2ユーロ/時




内訳としては
マンガ喫茶:120人/日の来店(シート占有率40%)
アニメグッズ:24名購入(マンガ喫茶来店の20%が1人当たり10ユーロ相当の商品を購入と想定)

上記の場合1日480€の売上げになります。
ここで大体Break even pointになります。

を想定しています。